歩留まりの良い美しさ

性格が貧乏性なのか、設計上歩留まり(材料のロス)をとても気にしています。

あと、自分には建築時の廃棄物を極力減らすという目標があります。

建築で構成する部材はある程度の規格で統一されていて、

例えば木材だと4m材、3m材、内部に貼る建材は910mm×1820mm等

もし4m材を3.2mしか利用しなければ0.8mは焼却処分もしくは端材でチップになるか、

焼却処分する場合、木が成長過程で吸収したCo2を大気に放出することになります。

料理人としては材料をあますことなく利用したいと日々工夫しています。

写真は4m材を最小のカットで構成できるように設計した建物

歩留まり意識は間取りのレイアウトからスタートします。